早漏を改善・直す方法は病院・クリニックでの外科的治療から、治療薬(医薬品)、スプレーや塗り薬、亀頭マッサージなどの自力のチントレ、コンドーム、改善器具、カウンセリングなど様々あります。その中から確実性の高い根本的に改善する治療5選と原因、費用をまとめました。
確実性は高くありませんが、その他の早漏治療法についてもまとめておきます。
薬剤を注入する方法
ヒアルロン酸などの薬剤を注射で注入する方法です。刺激が軽減され、射精を遅らせることができます。
性感を感じる表皮と射精をコントロールする深部神経の間に薬剤で膜を形成します。
注入部に瘢痕組織が形成されます。この瘢痕とはケガした時に、皮膚が少し硬くなるのと似た状態のことで、この瘢痕が注入物を注入した亀頭に形成されることで、亀頭部は少し硬くなり、亀頭が強化され、結果として過敏の状態が緩和することになります。
早漏に特化した治療というよりは、亀頭増大治療による副効果と言えます。
麻酔の為の注射が必要ですがチクっとする程度で、薬剤注入時は麻酔により痛みはほぼ感じません。術後は痛み止めが処方されるので安心です。傷跡も小さく目立たず、ほぼ残りません。
施術は10分から20分程度ですぐ終わります。入院・通院なく日帰り可能です。
費用は5万から10万程度。薬剤の種類や投与する量によって大幅に変わってきます。カウンセリングで自分の意思と医師で相談して決めるのがベストです。
包皮環状切除(メスを入れる)
性交時に刺激を受ける包皮の余剰な部分を切除。
亀頭を露出させ薄い粘膜が厚くしっかりとした上皮となることで、刺激に対する耐性が格段に向上します。
こちらも早漏に特化した治療というよりは、包茎手術による副効果と言えます。
最もスタンダードで簡単な包茎手術で費用を抑えられます。ただ、手術したのが目立ちやすいツートンカラーになる可能性が高いのが懸念です。それが絶対に嫌であれば、費用が高くなりますが、傷跡が目立たないキレイな仕上りになる亀頭直下法などの美容外科手術を行うべきでしょう。
痛みは麻酔時の注射、施術中は麻酔の為、痛みを感じにくいでしょう。段階的麻酔をしてくれるところがおすすめです。麻酔が切れた後、痛みを感じることがありますが、痛み止めが処方されるので安心です。
施術は30分程度。入院・通院なく日帰り可能です。
費用は環状切開の場合5万前後ですが、美容外科手術となると10万以上はかかってきます。
包皮小帯切除(メスを入れる)
強い刺激を受ける包皮小帯部(裏スジ)を切除
性行為の際に最も感じやすい部分
膣内での摩擦が少なくなるように形成
一番敏感な裏スジ部分の切除となりますが、性感帯は残るため心配ありません。射精をコントロールしやすくなる効果もあります。
その人の形状によって形成したり、性感帯を傷つけない医師の技術力が必要となります。病院・クリニック選びは慎重に、執刀医に関しても確認しておきましょう。
施術は20分から30分程度。入院・通院なく日帰り可能です。痛みは環状切除と同じです。
費用は5万から10万程度。
亀頭冠焼灼
亀頭冠(カリ首)部分を高周波メスで焼灼
焼灼により上皮の硬さや厚みが増して敏感な感覚が和らぐ
特に裏スジ部分より亀頭部分の刺激に敏感な方に向いてる治療法です。
傷跡や痛みに関する詳しい情報はなかった為、カウンセリング時に詳しく聞くことをおすすめします。痛みに関しては麻酔をするので心配ないと思いますが、傷跡に関しては切るのではなく焼灼なので切った傷ではなく焼灼後の色などが気になります。
調べたところ、早漏治療に対応するどこのメンズ系クリニックでも行っている方法ではないようです。つまり、医師の経験、技術力が必要となるので、病院・クリニック選びは慎重に、執刀医に関しても確認しておきましょう。
施術は20分から30分程度。入院・通院なく日帰り可能です。痛みは環状切除と同じです。
費用は5万から10万程度。
早漏治療薬(医薬品)のプリリジー
プリリジーは最も有名な世界初の早漏改善内服薬です。医薬品なので効果や安全性が認められています。
不安や緊張により分泌されるノンアドレナリンが過剰に分泌されると性的興奮が急速に高まり射精までの時間が早くなります。その分泌を抑えるセロトニン不足を解消し、濃度を高めて増加させることで脳にブレーキをかけ射精を遅らせます。
性行為の1時間〜3時間前に服用すると射精までの時間を3〜4倍に延ばすことができると言われています。服用から24時間後には有効成分の95%以上が体外排出されるため、依存性がなく安心です。
心因性のみが早漏の要因の場合は治療薬が有効です。30~90mgを1日2回まで。1日90mgまで服用可
副作用は吐気や便秘、下痢など消化器症状、その他、頭痛・めまい・睡眠障害・倦怠感・かすみ目・のどの痛み・口渇・蕁麻疹など副作用の発症は他と比べ低い方です。
費用は病院・クリニックでは60mg1錠3000円前後、ジェネリックだと2000円前後です。個人輸入代行だと60mg1錠2500円前後、ジェネリックだと数百円と安いですが、おすすめしません。治療薬は継続的な使用が必要なので逆に費用がかかる可能性があります。
亀頭マッサージで早漏改善【番外】
亀頭に程良い刺激を与える「亀頭マッサージ」。名前だけ聞くと”亀頭を刺激する”マッサージだということ。
この亀頭マッサージで程よい刺激に慣れることで早漏を改善していくという手法。
ただし、亀頭マッサージも毎日やるのも上記で説明した「マンネリ」するので危険。
たまに行うのがいいでしょう。
亀頭マッサージのやり方は非常に簡単です。
文字通りですが男性の”亀頭”のみをひたすら刺激するだけ。
このやり方はペニスの中でもっとも気持イイ部分の刺激をするため、通常の亀頭オナニーと言われるほど、おそらくほとんどの方が気持ちよさを感じることでしょう。
亀頭オナニーのやり方
- ペニスの皮をしっかり剥いて亀頭を露出させましょう。真性包茎の方、カントン包茎の方無理に剥いてはいけませんので、ここでは仮性包茎の方を対象とします。
- カリの部分を指で優しく撫でてください。亀頭は非常に敏感なパーツなので、例えば女性のクリトリスを刺激するつもりで優しく撫でてください。
- 亀頭の先端からいわゆるガマン汁(カウパー腺液)が出てきたら、それを亀頭全体に塗って滑りを良くしてください。
- そのまま撫で続けて射精します。ただし、亀頭への刺激は個人差があり、そのまま続けても射精が難しい場合はm一般的な陰茎擦って射精をしてもOKです。
亀頭マッサージ(亀頭オナニー)は、敏感な亀頭のみを刺激し続けるため、通常より射精のスピードが早いと思われがちですが、実際に行ってみるとなかなか射精出来ない、もどかしい気持ちになるので、陰茎を擦る通常のオナニーよりも長く刺激を与えることができるのです。
優しい刺激を亀頭に与え続けること=セックスの際、フェラチオや膣内の気持ち良さに耐える亀頭になれるんです。
亀頭マッサージを始めたばかりの時は、その刺激に慣れないのでローションなどを使用して、刺激を和らげて行う事をお薦めします。
その他の早漏治療法
参考までに確実性が低い早漏治療法のデメリットをまとめました。
- スプレーや塗り薬:感覚が鈍くなるので十分な快感がえられない
- 改善器具:TENGAが販売している「タイミングトレーナー キープ」などありますが、あくまで「慣れ」を目的としたトレーニング。
- 極厚のコンドーム:「ゴクアツ」という商品などありますが、ある意味効果的ですが、十分な快感を得られない
- 心療・カウンセリング:心因性の場合、効果的な場合もありますが、確実性に欠けます。
- ネットのチントレ:信憑性、確実性に欠けます。
ペニス増大サプリで早漏改善?
早漏の原因の一つに包茎があり、増大する過程で剥けていく事があるので、結果的に早漏改善となる。体調や脳、神経に作用する成分が多く含まれる(100種以上など)ものを選ぶとよい。
あとは、ペニス事態を強化するという面、根本的に体調整える成分や脳に作用する成分も多いので、それを正常にするという面で早漏改善につながっているのかもしれません。
早漏改善効果の確実性はかなり低いです。
確実性なら早漏は病院・クリニックで治療するのがベスト
自身でネット等で調べると情報が多く出てきて、自力のトレーニング(チントレ)やサプリなどの飲み薬(医薬品ではない)、塗り薬やスプレー、器具など手軽な方法を試したくなりますが、効果の確実性は低く、根本的な解決にはなりません。
確実に早漏を治療するなら病院・クリニックでの治療です。医師とのカウンセリングだけでも原因・要因がわかりますし、最短・最適の治療方法がわかるでしょう。過敏性であれば外科的方法が確実ですし、心因性のみであれば医薬品で改善する可能性が高いです。
まずは早漏の原因・要因を把握する
まず自分の早漏が何から来ているのか原因を把握することが、最短で改善・治す為の第一歩です。遺伝と思われがちですが、一概にそうは言えず改善できるいうことがわかります。代表的な要因は
- 過敏性早漏 亀頭への刺激に過敏
- 包茎性早漏 普段被っていることで刺激に弱い、余っている包皮による摩擦
- 心因性早漏 不安や緊張、恐怖心などから
- 衰弱性早漏 加齢により筋力が落ち我慢できなくなる
が挙げられます。早漏に悩んでいる多くの人が、過敏性によるものです。ただ早漏の心因性はED(中折れなど)とは違って、自分では気づかないこともあります。
亀頭が刺激にとても弱い
早漏の原因の一つに、亀頭が「刺激」に弱いことが挙げられます。亀頭が敏感な男性のペニスは、フェラチオや膣内の気持ちよさに耐えることはできません。
何分耐えたから早漏、早漏じゃないの定義はないのですが、早漏の人は、例えば挿入して、たった数秒で射精してしまいます。
これでは女性を満足させてあげられません。女性どころか、自分も満足できないでしょう。
早漏の人の特徴に、亀頭をシャワーを当てた時に体がビクっとしてしまう事、お風呂場で亀頭を洗った際に、身体がゾクゾクするような強い刺激を感じやすい事です。
また、亀頭がパンツに当たるだけで感じてしまう男性もいっらしゃいます。
亀頭部分の皮膚が薄い
亀頭部分は粘膜になっていて、他の部分より皮膚が薄くなっているのです。
亀頭の皮下には刺激を受け取る感覚受容器があり、セックスの時の刺激をこの感覚受容器が全て受け取ります。
ほとんどの早漏で悩んでいる方は、この亀頭の刺激に敏感な男性であり、通常より皮膚が薄かったっり、刺激に対する感覚が強くなっているため、セックスの時にすぐに昇天してしまうのです。
逆に言えば、亀頭の皮膚が厚いほど、刺激に対するクッションが厚いため持続力もあるということです。
勃起した時だけ亀頭が露出
包茎の方は平常時は亀頭が皮膚で被っている状態で、勃起した時にだけ亀頭が露出します。これでは日常的に亀頭への刺激が弱まり、フル勃起した時は外部からの刺激にとても敏感になってしまいます。
包皮が剥けているペニスは、パンツと擦れ合う刺激を常に受けているため、刺激に慣れていますが、包茎、仮性包茎のペニスは刺激に慣れていないため、早漏になりがちという最悪の結果になってしまいます。
原因の信憑性が高いオナニーのマンネリ
早漏の原因は人様々であることは確かですが、信憑性が高いとされてる1つに「オナニーのし過ぎ、マンネリ化」というのがあります。
毎日オナニーすることは、後で説明するマンネリする事につながりやすいです。
毎日やることのデメリットの1番は、「快感が損なわれる」こと。
3日しなかっただけでも、毎日やってた時と比べると気持ちいいもんです。
この「低レベルな快感」を脳が覚えてしまうと、セックスなどの強い刺激に耐えられず早漏に。
確かに最もな意見ですね。
また最悪、自分のオナがマンネリし過ぎて、セックス時に起たない、長続きしない、気持ち良くないなどEDの原因になるとも言われてます。
オナニーがマンネリする原因と改善点
マンネリする要因は
- 決まった時間
- 決まった場所
- 決まったネタ
- 決まった手法
- 決まった射精までの時間
これが「毎日」続いてる人は、脳が低レベルな快感を覚え、または「射精する決まった快感」を覚え、早漏またはEDに陥る可能性が非常に高いです。
改善策はこの逆になります。
時間や場所を変えるのも脳が「興奮」として捉えるので有効ですが、重要なのは
- 毎日やらない、最低でも週1-2にする。
- エロ本、AVなどジャンルを変えたりネタを変更
- オナホ、ローションなどを使う
- ゆっくりやるなど時間を延ばす
たまにはこうした事を意識する事が、脳・快感を低下させる防止策になると言われてます。
セックスにも同じ事が言えるか?
セックスも毎回同じ人、同じ内容であればマンネリして快感の低下、EDへとつながるでしょう。
やはり改善策も上記と同じく、人が違えば…語るまでもありませんね汗
時間や場所を変えたり、体位や道具を使ったりする事が重要なのは男ならわかるでしょう。
知恵袋などで見られる危険な早漏改善例
ネットの質問投稿サイトに早漏で悩んでいる男性が毎日のように早漏に関する質問が投稿されているのをご存知ですか?
それだけ早漏で悩んでいる方が多いともいえるんです。そして投稿されている質問はどれも興味深い内容なのですが、中にはペニスそのものを傷つけてしまう間違ったものもありましたので、ここではオススメしない方法をご紹介します。
亀頭に刺激を与えすぎてしまう危険な早漏改善例
- ドライヤーで温風をペニスに毎日当てたら早漏改善が治るってホント?
- シャワーを毎日3分間、ペニスに当ててたら早漏が治るってホント?
- 亀頭にフェミニーナ軟膏(女性の陰部の薬)を塗れば早漏が改善されるってホント?
- 亀頭を力強く毎日洗うことで早漏が治るってホント?
上記は一見早漏改善が期待できそうな感じですが、早漏改善とは逆効果。
つまり亀頭を傷つけてしまう危険性が高いため止めた方がよいでしょう。
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