アメリカなどの海外産のペニス増大サプリについては、ランキングトップ5に入るくらい質問が多いです。効果や副作用、成分、日本製(国産)との違い、購入時の注意点など特に多い質問と支持の高いベストアンサーをまとめました。
- 海外産の方が効果が高そう
- 日本製は効かなかった
- 安いので使ってみたい
など海外産を気になっている人におすすめの記事内容です。ぜひ参考にしてください。
海外産は正しく理解していないと、効果だけでなく、安全面や金銭面など様々な面で失敗する可能性があります。
海外産のペニス増大サプリとは?どのような商品がある?
日本に流通している9割近くの増大サプリが国産ですが、近年google検索で「ペニス増大サプリ」などと検索すると海外の通販サイトが上位に来ていたり、Aamazonでも海外産品を取り扱っていることから身近になってきています。
日本で有名なものを紹介しておくと、
- ボリュームピルズ
- エクステンド
- セクシャルピークパフォーマンス
- ビリリティピルズ
- プライムモンスター
- メガマックスウルトラ
- マキシマムグロウハードコア
- 龍覇王
- バイロン
- ギガマックスパワー
- プロソリューション
- ハーバルビビッド、ハーバルビリリティー
- VP-MAXプラス
- エンハンス9
- ペニソール
などがあります。ペニス増大目的とした商品は殆どがアメリカ産になります。中国やタイ産も流通しているのですが、勃起を目的とした精力剤の方で流通しています。
海外産ペニス増大サプリの効果は?そもそも目的は増大ではない!
一番気になる海外産の効果ですが、自身の体験や信憑性の高い口コミ、支持率が高い回答を精査すると
そもそも目的が増大ではなく勃起。成分構成を見ても明らか。
ということです。行為の時など興奮状態に近い場合に勃起しやすい、言わばバイアグラ的な効果実感が高いという意見が多いです。そういう目に見える高い実感がある分、国産より上という見方もあります。
しかし、それだけでペニス増大の効果があるという信憑性や支持はありませんでした。つまり、
海外のペニス増大サプリの方が効果がありそうというのは全くに誤解
です。詳しくは後述します。ただ、
勃起状態を毎日繰り返すことで結果的に膨張している
という意見はありました。
アメリカ産などそもそもペニス増大という概念がない?
アメリカやヨーロッパなど、そもそも日本のように
サプリメントで「ペニス増大」するという概念はない
ようです。欧米ではペニス増大器具の方がメジャーです。牽引式(伸ばした状態を固定)のペニス増大器具は、論文でその有効性を認められていたりします。
また、欧米人は生まれもった体格上、ペニスのサイズで悩む人は少数で、硬さや持続力など勃起力を重視しています。確かに欧米人、黒人の方が世界のペニスサイズを調べても圧倒的。サイズアップするにしても、器具を使って鍛える、強化するというのが当たり前な風習なので、まずは器具に頼ります。サプリメントは器具の効率を高める補助的なものという認識です。
欧米は勃起効果がほぼ確実なバイアグラなどのED治療薬が身近な存在なので、ペニス増大サプリのような効果が不透明なものは流行らなかったでしょう。
海外産ペニス増大サプリの危険な成分!厚労省も注意喚起
増大効果がなく、国産と違った実感で、勃起効果が高い理由は、ズバリ成分構成です。国産と比較すると大きく異なります。ここからはかなり重要なので使用を考えている方は必ずお読みください。
成分構成が、海外産の場合、殆どシトルリンやアルギニンなどの筋肉や体を構成する「アミノ酸」とマカやクラチャイダム、ムイラプアマ、ノコギリヤシ、カツアバなどの精力系の「植物成分」、他は亜鉛などで構成されています。また、成分数も10種前後と少ないのが特徴。1日の成分総摂取量は普通ですが、1成分の成分量については、1日の摂取すべき平均量を超えてたりするので注意です。価格も安いです。
日本製と比較すると成分数や成分構成が大きく異なります。それは日本で増大すると考えられている成分構成ではなく、海外産は明らかに勃起目的の構成です。詳しくは最後の方でまとめています。
そして最大の特徴は、海外産はサプリメントに下記のような日本では劇薬や第2類医薬品(対面販売、商品説明努力が必要)に指定されている医薬品成分が配合されていることが多いです。日本ではサプリメントに医薬品を配合することは硬く禁止されています。
- シルデナフィル
- チオアイルデナフィル
- ホモシルデナフィル
- ホンデナフィル
- タダラフィル
- バルデナフィル
- ヨヒンビン
- インヨウカク(イカリソウ)
- p-アミノ安息香酸エチル
- リドカイン
- アセトアミノフェン
- エテンザミド
- テトラカイン
医薬品は重大な副作用が起こる危険性が高いので、シルデナフィルなど日本では認可されていない医薬品成分が配合されているものは医師の処方箋がないと入手できませんが、ネットでは個人輸入代行(海外発送)という方法で購入が可能です。詳しくは後述します。
副作用の危険があるということはもちろん、問題なのは購入ページ等の成分説明に医薬品成分の名前がなく勝手に入っているというケースがあります。それだけでなく、医薬品成分の摂取適正量を倍以上など大幅に超えた量が配合されているケースもあり、死亡例もあり問題になっています。
厚生労働省や都道府県は古くから、海外通販(個人輸入代行)サイトで販売されている商品を定期的に調査し、サプリメントと称し(または医薬品成分の表記なしで)医薬品成分が検出された商品、用法容量を過剰に上回った商品に対し、サイト名とともにHP上で注意喚起しています。またアダルトショップからも検出された例があるので注意です。
医薬品成分が検出されたいわゆる健康食品について【厚生労働省】
インターネット販売製品の買上調査の結果について【厚生労働省】
また海外のペニス増大サプリには、たとえ医薬品成分ではなくても、日本では使用されない成分が多々入っていることが多いです。効果・効能、副作用が調べてもはっきりわからない成分には注意です。
そもそもが「日本人向けではなく海外の人の体質を元に作られている」ということを理解しなければならない。
近年google検索で「ペニス増大サプリ」と検索しても、海外の通販サイトは上位にきていますし、Amazonでも購入できてしまうので、危険な海外商品にでくわすことは多いです。増大サプリやネット自体にうとい人、初心者の方はくれぐれも注意してください。個人輸入を利用したネットでの購入は処方箋がないので、重篤な副作用があっても全て自己責任となるので、海外産品に安易に手を出すのはやめましょう。
冒頭の方でまとめた日本で有名な(ネット検索上)海外のペニス増大サプリに配合されている医薬品成分をまとめておきます。
- メガマックスウルトラ(ヨヒンビン)
- プライムモンスター(ヨヒンビン)
- ハーバルビビリティ(ヨヒンビン)
- ギガマックスパワー(イカリソウ)
- エンハンス9(イカリソウ)
- エクステンド(ヨヒンべ)
- セクシャルピークパフォーマンス(イカリソウ)
- ビリリティピルズ(イカリソウ)
今回はペニス増大サプリ関連ででくわす海外産品をまとめていますが、これが「精力剤」となると、アメリカ産だけでなく、有名な巨人倍増や威哥王など中国産やタイ産なども加わり、無数に商品があります。
海外産ペニス増大サプリの副作用
上記の医薬品成分が配合された商品は効果が高いですが、同時に副作用のリスクが高いので注意です。各々、副作用は違いますが多くは
- 高血圧
- 頭痛
- 腹痛
- めまい
- 嘔吐
の症状を要します。副作用だけでなく、医薬品なので用法用量の確認、使用上の注意、併用してはならない成分などは絶対に確認しましょう。
また繰り返しになりますが、医薬品成分以外にも海外産品は日本製には配合されない成分が多々入っていることが多いです。効果・効能、副作用が調べてもはっきりわからない成分には注意です。
海外産のペニス増大サプリは購入時も危険?トラブル多発
上記でも少し述べましたが、海外のペニス増大サプリを入手する方法は「個人輸入代行」という方法です。バイアグラ等のED治療薬をネットで入手する時と同様です。個人輸入代行は日本と海外での個人間の売買で「海外に拠点を置く販売業者からの海外発送」となり、多くは日本で「代行業者」を介して購入する方法。
個人輸入代行のメリットは日本では手に入らない効果が高いモノが簡単に手に入ること。バイアグラ等の海外で認可されている薬は通常、日本では医者の処方が必要であり、診察料や単価も高いですが、個人輸入代行で入手すれば処方箋もいらず、かなり安く入手できます。
海外産のペニス増大サプリも上記に副作用などその危険性をまとめましたが、増大ではなく勃起効果に関しては医薬品を使用してるが故、効果が高いのも確かです。ただ、やはりリスクの方が大きくおすすめできません。
バイアグラまたはそのジェネリック医薬品に限っては、世界的知名度が高く使用者も相当いて信頼性があるので、個人輸入代行は使える手段とも言えますが、危険性が高いのも確かです。
個人輸入代行の危険性をまとめます。
- 処方箋がないので個人の責任→知名度や利用者が多くどんなものか理解してるモノがいい。得体の知れないものは使用上に要注意!
- 海外発送なので届くのが遅い→2週間以上となる場合も
- 最悪届かない→商品が税関で止められたり、業者によっては振り込んだのに無視などトラブルに巻き込まれる場合も。
- 偽物や別物が届く可能性→対応者が日本人でない場合もざら。そもそも信用できる購入サイトなのか謎。だから安全と分かっている購入場所がベスト。
- 値段にかなりのバラつき→有名商品だと、どこの代行サイトも取り扱っており値段もバラバラなので購入判断に悩む。
個人輸入代行サイトは無数に存在します。精力剤にしてもアメリカ、ヨーロッパ、中国系の商品が無数にあり、日本人が(海外で)運営してるサイトもありますが外国人が運営してるところも多くあります。そして上記のようなトラブルは珍しいことではないようです。個人輸入代行を利用する際は、信用できる商品で信用できる販売サイトで購入することが重要になります。
まとめると、海外のペニス増大サプリは、副作用などのリスクに購入時のリスクも加わるので全くおすすめできない。そもそも、勃起効果しか狙えないのであればバイアグラなど有名ED治療薬を購入した方がマシということです。
意外と知られていない!安全?日本版バイアグラやシアリス
医師の処方箋があれば、正規ルートでバイアグラやシアリスを入手できるわけですが、中にはやっぱり世界的に認知されていても海外産だから怖い…と思う方もいると思います。
日本でも効果が基本同じで安価に購入できるジェネリック医薬品が登場しています。ジェネリック医薬品は後発品のことで、主成分が同じあるため効果も同じということです。詳しくは、別の記事で説明しようと思います。
東和薬品 シルデナフィルOD錠
50mgVI「トーワ」陽進堂 シルデナフィル錠
50mgVI「YD」あすか製薬 シルデナフィル錠
50mgVI「あすか」シオノケミカル シルデナフィル錠
25mg/50mgVI「SN」武田テバファーマ シルデナフィル錠
25mg/50mgVI「テバ」大興製薬 シルデナフィル錠
25mg/50mgVI「DK」キッセイ薬品工業 シルデナフィル錠
25mg/50mgVI「キッセイ」富士化学工業 シルデナフィル錠
25mg/50mgVI「FCI」
もちろん、シアリスのジェネリック医薬品も登場しています。ED治療薬を処方してもらう際、お医者さんに日本製が良いと強く希望すれば、処方してもらえるでしょう。
ただ日本製は最大で50mgまでで、純正や海外版ジェネリック医薬品は倍の100mgがあるので、効果に差はあるでしょう。その代わり、安全性は確保されています。
ジェネリックと純正は主成分は同じですが、コーティング部分に使われる添加物や薬の形状等は同じではなく、効果や即効性、副作用に違いが出ることもあるとされ、正確には完全に同じというわけではない
とされています。詳しくははまた別記事でまとめます。
余談ですが日本で認可されている医薬品成分が配合された商品のネット販売は、平成26年から薬剤師が常駐している薬局であれば要指導医薬品を除き購入が可能になりました。
日本製と海外産のペニス増大サプリの違い
最後に、日本製と海外産のペニス増大サプリを比較してまとめます。
日本製 | 海外産 | |
タイプ数 | 3タイプまで存在 | 1タイプ |
成分数 | 200種以上も存在 | 10-20種 |
成分構成 | アミノ酸、動物、植物、ビタミン・ミネラルで形成 | アミノ酸、植物、ビタミン・ミネラルで形成→動物系はなし、医薬品成分あり。 |
特徴 | 増大を促すため、多くの成分種類を使用し、構成なども研究され、年々進化。安全性も高い。 | 成分に1-2種類、日本では配合禁止となっている成分を配合。勃起力の期待値は高いが安全性が低い。 |
価格 | 12000円前後 | 5000円前後 |
いかに日本製がサプリメントによる増大の研究が進み、進化しているかがわかります。日本製も20年以上昔は、医薬品成分を配合という面を除けば、同じようなスペックでした。
日本ではサプリメントによる増大効果は信憑性や支持の高い意見では
動物系、植物系、ビタミン、ミネラルから成り立ち、どれが欠けても成立しない
とされています。
そもそも海外ではその概念がなく、器具が主流だからでしょう。サプリメントで勃起ではなく、増大を確立しようとすると、このような進化は必須だったのでしょう。価格面から見ても、お金がかかっているのがわかります。
また、日本製が進化したのは上記のようなスペック面だけではなく、配合や製法など技術面、安全面も向上したといえるでしょう。
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