包茎手術の費用【高額注意】相場は?保険は?安く済ませるには?
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包茎手術の費用【高額注意】相場は?保険は?安く済ませるには?

包茎

包茎手術の失敗・トラブルとして最も多いのが費用についてです。国民生活センターや弁護士相談関連サイトにも多くの相談が寄せられています。費用に関することと保険適用となる場合は

  • いくらくらいなのか
  • 自由診療との違い
  • デメリット
  • どんな包茎の状態が適用されるか

などについて、その他費用に関する失敗、トラブル事例などについてまとめます。

包茎手術は保険は適用される?

包茎手術は保険は適用される?

保険診療は国が定めた範囲内で行う治療で、包茎手術は保険が適用されます。ただし、基本的には

真性包茎やカントン包茎の場合のみ保険が適用され、仮性包茎の場合は適用されない

のが一般的です。仮性包茎はそもそも美容整形などと同じく、保険の適用外です。

また、自由診療となっているメンズ系クリニックでは、そもそも保険が適用されないところが殆どです。その理由は

  • 病院側は保険適用では割に合わない
  • 自由診療の包茎クリニックが増え過ぎており、社会的に対応する必要性がない
  • 保険適用の術式(環状切開法)ではキレイな仕上りにならない為、医師がおすすめしない

といった理由があるようです。なので、保険適用の包茎手術に対応する病院・クリニックを探す必要があるのですが、数は多くありません。東京については以下のページにまとめています。

保険適用で包茎手術できる【東京】の病院・クリニック
まず初めに 仮性包茎は保険適用されません。真性包茎とカントン包茎が保険診療の対象です。 保険が適用される包茎状態は基本的には 重篤な病気(症状)となるリスクが高く、日常生活に支障をきたす可能性がある、緊急性がある 場合なのですが、仮...

保険が適用される包茎の状態とリスク

真性包茎

真性包茎とカントン包茎は保険が適用されますが、

真性包茎とは勃起しても完全に被っている

状態のことです。放っておくと

  • 恥垢(あか)が溜まりやすく、雑菌が繁殖しやすい。
  • 臭いや包皮炎、亀頭炎、尿道炎、膀胱炎、腎盂腎炎などの炎症の原因に。
  • 長期の炎症は亀頭癌の原因になったり、陰茎癌のリスクが上昇。
  • 亀頭粘膜が弱く、粘膜感染しやすい。性病(性感染症)の原因になりうつす可能性がある。
  • 性行為で女性の膣炎を誘発

などのリスクがあると言われています。

カントン包茎

カントン包茎とは包皮先端の口の部分が狭く、亀頭を露出せさせようとすると亀頭や陰茎に締めつけがある

状態のことです。真性包茎より剥けるが、自然ではなく力が必要だったり、勃起時や剥こうとすると締め付け感や痛みが生じる場合は、カントン包茎ということです。放っておくと真性包茎と同様に様々な炎症のリスクがある他、

  • 無理に剥ぐと元の状態に戻すのが難しくなり、ドーナツ状に腫れる
  • 締め付けられた状態が続くと、うっ血した状態になり、放置していると細胞の壊死に繋がり、最悪の場合切り落とさないといけない

などのリスクがあるため、カントン包茎は治療の緊急性が高いです。

つまり、保険適用されるということは、

重篤な病気(症状)となるリスクが高く、日常生活に支障をきたす可能性がある、緊急性がある

ので、保険を使用して治療してくださいということでしょう。逆に言うと、仮性包茎の場合は日常生活に支障がなく、緊急性はないので保険が適用されないということです。

仮性包茎でも保険が適用?注意が必要な場合も!

仮性包茎でも保険が適用?注意が必要な場合も!

仮性包茎であっても

仮性包茎の初期段階などからカントン包茎になる

可能性があるので注意が必要です。何か痛みや違和感がある場合や、カントン包茎の状態に近いのでは?と疑問に思った場合は迷わず保険適用の病院・クリニックに行って診てもらいましょう。また、

自分が勝手に仮性包茎だと思い込んでいただけ

というパターンもあります。カントン包茎のように亀頭先端が一部出ていても適用される可能性もあります。必ずしも皮で完全に閉じてる場合のみということではありません。なので、自分が仮性包茎だと思っていても、実は保険が適用されるケースもあります。

保険適用されるケースは、医師の判断次第の部分もあるので、心配な人はとりあえず病院、またはクリニックの無料カウンセリングを受けるのがベストです。

保険適用と自由診療の包茎手術の費用

保険適用と自由診療の包茎手術の費用

保険診療は3割負担、病院によって検査など行う内容によって、費用に多少差はあるかもしれませんが、保険適用の病院・クリニックで

保険適用の範囲と診断された場合の手術費用は、15000円前後、1万円から3万円

と言われています。

自由診療は10割負担で、そのクリニックによって料金が設定できます。なので、高額になる可能性があるのがデメリットであり、トラブルとなるケースも少なくありません。費用面を考慮するなら色々なクリニックを比較し、カウンセリングを受け、明朗会計で納得した上で決めることが重要です。

基本的には仮性<カントン<真性の順で費用は高くなり、

仮性包茎で6万円前後、カントン包茎で12万円前後、真性包茎で15万円前後

します。、広告に打ち出してるような安い料金の術式と、傷跡が目立たないキレイな仕上りになる術式では費用は大きく違い、術式によってはもっと高額になります。それなりに保険適用との差がありますが、保険適用の術式と異なる場合は、費用が高い分メリットも多いです。

保険適用と自由診療の包茎手術の術式の違い

保険適用の包茎手術の術式

保険適用の手術(術式)はどこも難易度が簡単でスタンダードな環状切開法となります。要するに保険診療は治療方法が決められています。

これは美容外科手術とは異なり、手術したことがわかりやすいツートンカラーになりやすく、傷跡が目立ちやすいデメリットがあります。また、切りすぎや切り不足、性感帯が傷つく可能性もあります。保険適用にもこういったリスクがあることは理解しておかなければなりません。

自由診療の包茎手術の術式

自由診療は制限なく国内外のあらゆる治療を選択できます。包茎治療の場合には、亀頭直下法などの美容外科の術式で傷跡が目立ちにくく、キレイな仕上りを想定した綿密な計測や作図の元行う、より質が高い治療を受けることができます。技術が高いので失敗もないと言えるでしょう。傷跡だけでなく、麻酔も独自だったりするのでより痛みを軽減してくれたり、術後に通院不要である抜糸不要の溶ける糸を選択できたりします。

包茎の状態は人それぞれなので、状態に合った最適な治療方法が選択できる

のはやはり大きなメリットです。殆どのクリニックが費用は10万以上の高額となっています。しかし、10万円前後にも関わらず、環状切開法のところもあるので注意です。

自由診療は費用を自由に決めることができるためです。逆に自由診療でも環状切開法かつ仮性包茎であれば、4-5万程で治療を行っているところも多いです。そういった意味では、そんなに費用に差はないとも言えます。

ムケキング
ムケキング

この環状切開法でも執刀する医師の経験、技術によって、多少傷跡が目立つ目立たないに差が出てくるでしょう。そうなると、保険診療の総合病院などより包茎など専門でやっているメンズ系クリニックの方が専門的ですから安心です。仕上りに違いがでる可能性があるということです。

なので、数万の誤差であれば、仕上りのデメリットやリスク、安心、安全を考慮すると、必ずしも保険診療が得とは言い切れません。結局、これらの面を重視するのであれば、費用が倍くらいにはなりますが、亀頭直下法などの美容外科手術を受けるのが包茎治療のベストの選択です。

保険診療のメリット、デメリットをまとめ

■メリット

  • 他と差がなく費用が安い

■デメリット

  • 治療面で希望通りにできない
  • 完全な専門ではない為、技術が劣る可能性
  • 決められた術式で傷跡が目立つ
  • 麻酔時や手術中の痛みが大きい可能性
  • 希望日時に診療できない→長時間待たされる可能性
  • 通院の可能性→余計な費用がかかる
  • 女性看護師に見られる可能性
  • 何時でも気軽に相談できない

治療面以外でも不安な要素が多いです。

自由診療のメリット・デメリットまとめ

クリニックによって異なりますが、自由診療のメリットは数多くあります。保険診療との違いというよりは、総合病院などの泌尿科との違いです。

■メリット

  • 自分の状態に最適の治療が受けられる
  • 傷跡が目立たない治療が可能
  • 麻酔が独自で痛みを軽減
  • 糸が選択可(抜糸の有無)
  • 日帰り可、通院不要が可
  • 24時間相談可
  • 土日、夜間診療可
  • カウンセリング無料
  • 医師・看護師は男性のみ
  • 完全個室
  • 完全予約制(希望日時が可)
  • アフターケア、再診無料
  • 短小や早漏など同時に治療可能

など。
■デメリット

  • 費用が高い、他と差がある

【補足】病院とクリニックの違い

【補足】病院とクリニックの違い

病院とクリニックの違いですが、保険診療か自由診療かと思ってる人もいると思うので参考までに。

その定義の違いは入院患者用のベッドが20床以上あるかないか

となっています。●●病院の中に保険適用外の自由診療があるという認識です。逆に●●クリニックとなっていても保険が適用されるところもあります。

ただ、包茎治療に関しては●●クリニックとなっているところは完全な自由診療と思った方がいいです。真性包茎やカントン包茎の場合は、保険適用される総合病院などの泌尿器科で診てもらった方がいいでしょう。

切らない包茎手術の費用

根元部固定法

ナチュラルピーリング法

仮性包茎の場合、メスを入れない「切らない包茎手術」もあります。亀頭を露出させ、接着剤で固定する「根元部固定法」や、亀頭を露出させ包皮を数ヶ所縫合して固定する「ナチュラルピーリング法」(呼び名他あり)があります。

傷跡ができずリスクがないですが、あくまで

剝ぎ癖をつけ固定するので元に戻る可能性は大きい

ので注意です。どのクリニックでも根本的解決にはならない為、推奨はされていません。費用の相場は

根元部固定法(薬剤) 3万円-15万円前後
ナチュラルピーリング法(縫合) 15万円前後

でした。薬剤を使用する場合は、その量によって費用が変わってきます。切るよりも安いと言われていますが、調べてみると大差はありません。

包茎手術の費用で失敗・トラブル【体験談】

包茎手術の費用で失敗・トラブル【体験談】

最初に言いましたが、包茎手術での失敗・トラブルで一番多いのが費用についてです。その体験談を見てみると

ネットの広告に5万円と書かれていたが、カウンセリング時に、1度きりのこと、後悔するなどと言われ色々オプションを勧められ付けると約150万近く払ってしまった。

相談時にカウンセラーに不安を煽ることやあれもこれもやった方がいいと次々に言われ、結局包茎治療だけでなく増大術などもすることに。合計200万円以上の高額となった。

公式ページや広告から費用はかかっても10万円程度と思ってたのですが、カウンセリング時にシリコン投入での陰茎増大や使用する糸も言われるがまま。100万を超え医療ローンを組むと200万近くになった。

断り続けていると本日であればこの割引でできるなど判断を鈍らしてきて、最後は高額でもいいくるめられてしまった。

安い術式だとキレイに仕上がらないなど煽られて断れなかった。

など、安いから手術を受けようと思ったのに高額支払うことになったというパターンが殆どです。まとめると、安い広告で釣られ、カウンセリング時に

  • 「キレイに仕上がらない」「見栄えが良くならない」など不安を煽られる。
  • 増大術や陰茎増大、早漏改善など他の治療も勧められる。
  • 「今日」手術を受けると大幅な割引があるなど判断を鈍らせられる。
  • お金がなくても医療ローンが組めると言われる。

などと言われ、その日に治療を受け払ってしまうようです。医者に不安を煽られれば仕方ないですよね。

他の治療やオプションも一緒にやり、医療ローンを組むとあっという間に100万超えの高額になります。特に亀頭などの増大術は、ヒアルロン酸などの「量」によって、すぐ高額になります。

包茎手術の費用で失敗しない!トラブル回避するには

包茎手術の費用で失敗しない!トラブル回避するには

  • 必要のないオプション、治療は受けない
  • 断る勇気
  • カウンセリング当日の治療は避け、一旦家で考える。
  • カウンセリングが無料のクリックが殆どなので、複数受けてから考える。
  • ローンは組まない。

カウンセリング時にはこれらのことを肝に銘じて受けましょう。最初のクリニック選びがとても重要になってきます。ただ、口コミを調べても信憑性はないので、やはり自分で調べてある程度絞って、実際に複数のクリニックのカウンセリングを受けて判断するのが1番です。断る勇気も忘れずに。

大手だから、実績があるから、家から近いからという理由でクリニックを選ぶと失敗すると言われているのでクリニック選びは慎重に。

まとめ

包茎治療に関して調べてみると、保険適用になるかならないかの関心が高いことがわかりました。しかし、保険診療と自由診療の費用の差は、同じ術式では言う程の差はなく、それ以上に自由診療のメリットが多いです。

包茎は失敗できない一生に一度の治療です。数万円の差より、痛みや傷跡、治療以外の融通面を重視した方が良いのは明らかです。

ただ、自由診療のクリニックによって費用の差は大きく、実績や経験、融通面なども違うので、自分で事前に調べて比較することや、実際に無料のカウンセリングをいくつか受けて判断することが、失敗しない為に重要となるでしょう。

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